自宅待機期間にタイドラマ

 

この春、晴れて大学を卒業し、社会人の一員に。

しかし新卒1年目、入社してから一度も出社していません!!!

世界的なあれやこれやが起きておりまして、在宅勤務の対応が主流となる中私もその対象となりました。

が、しかし、あれよあれよという間に自宅待機という名のニート生活の始まり…

 

ありあまる時間!!!

 

とはいえ何にもしたくねぇ!!!

 

ドラマも映画も本にも飽きたころ、ふと思い出した覗き見(リストに入れてる)しているアカウントのツイートで見かけた「タイBLドラマ」という概念。遠くの方に見える盛り上がりを見せる燃え盛っているのであろう煙。

私は何かわからないけど盛り上がってるコンテンツを軽率に覗きに行くのが大好き!なのでこの腐るほどの時間を以てしてなら余裕だろうと手を出すことにしました。

 

というかこの流れ、しょっちゅうやっていて(笑)そもそもジャニーズJr.にハマったのもこんな感じのノリだったし、最近のことで言えば2019-2020年にかけて話題になることの多かったProduce101を見て1pickを決めたり、「18年ぶりの新刊!」で沸いていた十二国記も全巻読んでみたり…と軽率に楽しそうなコンテンツに手を出しちゃう。

とはいえこの自宅待機期間に全く馴染みのなかったタイのドラマにハマるとはさすがに思ってもみなかったな・・・

 

どうしてこんなにハマっているのだろうか、3点にまとめて考えてみました!

 

①そもそもBLに対する抵抗がない

これが最初にして最大のハードルだと思う。

私は元々そういうジャンルが特別好きというわけではなく、とはいえ嫌悪感もない、何なら今までもハマったものはある。みたいな状況にいたのでまず初めの「BLドラマを観る」という行為に抵抗がなかった。多分このフィルターの網目がいちばん細かいんじゃないかな…

「いや、なんでBLの話し始めたの?」という話なんだけど、今いちばんアツいタイのドラマは大学が舞台になっている同級生の男子同士の恋愛模様をタイのバンドの曲に合わせて描いた作品で、私もそのドラマを最初に観ました。ただいくら話題になっているからといっても「BLドラマです」と言われると抵抗感ある人もいるよね~、わかります。

タイのドラマ、もちろんBLだけじゃないんだけど、ただ日本のファンが多いのがこの層だからステマが多くて作品の内容が知れたり、字幕がついているものが多かったりと間口が広いので入りやすい。それ以外のルートをとるのは日本からだとなかなか茨の道かと… 

私が初めてBL作品に触れたのはみんな知ってる日本の大ヒットドラマ「おっさんずラブ」でした。それも深夜の単発ドラマ版。これがおっさんずラブの元祖です。マウントすな。言ってしまえば連ドラの方はちゃんと見てません(笑)シーズン2からはノータッチでした。

そのあとLGBTQの登場人物がいるおもしろいなと思ったドラマとしては「女子的生活」「きのう何食べた?」「腐女子、うっかりゲイに告る」とかも観てた。

振り返ってみても特別BLドラマが好きというわけでもないですね、基本的になんでも観ます。そもそもドラマが大好きです。ドラマの相関図が大好きで中学の頃は「テスト勉強頑張れ!」と親にテレビ誌を買ってもらうこともあったくらいにはとにかくドラマ好き。

 

私は漫画やアニメをほとんど見ないのでドラマ以外の商業BLって触れたことがなくて知らないことばかりなんですけど、男性同士の恋愛にロマンを抱くこともそういった作品自体も「夢と希望がてんこ盛りなラブロマンス」と考えれば少女漫画の実写化と何ら変わりはなくないか?というのが私の持論です。どれも変わらず愛の話やんけ!!!と思っています。

 

 

②自分の「すき!」に忠実

初めて「おっさんずラブ」を見た時、キュンキュンが止まらないことに衝撃を受け、「私はおっさんずラブがすきなの?BLが好きなの?」とすごい扉を開いたんじゃなかろうかと混乱して他のBL作品(覚えてない)を慌てて見ました。面白いものもあれば面白くないものもあった。当たり前だけど。だからどんな題材であっても私が「おもしろい!」と思ったものなら「それが好き」でいいじゃんというスタンスをとっています。「すき!」は正義!!!

 

あとはアルバイト先にBL好きを公言している先輩が身近に2人もいたので作品自体にも、それが好きなことにも抵抗が無いのはその影響も大きいかも。私だって誰彼構わず「タイBLドラマにハマってます!」と大声で言えるわけもなく(笑)でもそれも「ジャニーズにハマってます」って言いたくない相手がいるのとあんま変わらないな、と同じ感覚。ただみんながこの感覚を持っているか、と考えるとやっぱり①で書いた抵抗・嫌悪感のフィルターを通れない人が多いのが予想はつくから慎重になる…

とか言っておいてブログにあげてる時点でめっちゃ大声で叫んでるやんというツッコミはあるけども(笑)



➂おもしろい!だけじゃない、けどやっぱりおもしろい。

タイのBLドラマは本当におもしろい作品が多いんですよ…!なんかすごく普通のことを言っているだけの人になっている気もするけど、ほんとにおもしろいんです……

そして、ただ「おもしろい」だけじゃなく考えさせられる部分もあり見ていて学びが多い。同性に恋をするということへの抵抗、親・社会とセクシュアリティ、自分の中にある無意識の固定概念…といろいろと考え込んでしまうけど、とはいえ泣いたり笑ったりキュンキュンしたりして楽しくテンポよく観れることも魅力!

私はただただ胸キュン!楽しい!なドラマも好きだし、社会とか心理描写とかを引き合いにして自分なりに解釈をこねくり回すのも好きなのでそれぞれの好みに引っかかる作品がひとつはあるんじゃなかろうか~と思います。

 

あとは役者さんもタイプの違う顔立ちの方が多い印象なので視認性が高いです。

ただ名前かぶりは多いので見た作品が増えれば増えるほど混乱する(笑)タイでは基本的に本名ではなくチューレン(あだ名のようなものと考えればいいかと)で呼ぶのが一般的なようなので、他作品の役名かぶり、同作品に同じ名前の役者さんが出てたりもします、混乱。まあジュニアの名前100人くらいわかるんだからなんとかなる。

あとは海外ドラマ全般に言えることだけど、違う国の文化を垣間見るのがおもしろい!

食べてみたい料理がたくさん増えました。そして私は今タイ豆知識bot状態なので家では親に、友人には電話でタイ豆知識を披露しています、いい迷惑。

 

そしてなんといってもドラマによっては公式がYouTubeに動画をあげてくれる!しかも日本語字幕が有志のファンによってついている作品もある!ありがたや、、、

日本語字幕が無いものは英語字幕で自力で頑張るか、自動翻訳につっこんでニュアンスで理解するかです…日本語字幕に大感謝しながら観ています。

字幕がないバラエティなどは顔を見てれば大丈夫。

そんな具合に日本からの視聴環境はそれなりに整っています。

 

最近は何ならラブがメインで起こらないドラマだったり、役者さんたちが出ているバラエティも観たりしているので単純にタイにハマっています(笑)というご報告文でした(笑)

 

はやくタイに行ける世の中にならないかなぁ~~~!

みんなタイドラマ見てくれや!